今日は、
インドの叙事詩であり、
ヨガの経典として名高い
バガヴァッドギーター・カードからの一枚です。
4 プラサーダ (世界からの贈り物)
ありのままを受け入れる、執着を手放す、未来を変える
アルジュナよ!Yogaの態度をベースに行いをするのだ。こだわりと執着を捨て去れ。成功や失敗に対しても揺れることなく、物事のありのままを受け入れる広さを持つこと。それがYogaの態度だ。
この教えによれば
この世で起こるすべてのことは
これまで私たちが過去にしてきたこと
「カルマ(行い)」の結果だとされます。
それは、私たちの意識では計り知れない
行ないと結果の関係性によるもので、
物事は起こるべくして起こり、
この世に偶然はないといわれる所以です。
私たちはすでにしてしまった過去を変えることはできません。それでも、過去の結果をどう受け止めるか? 運命を受け止める態度を変えることで、今を変えることができます。今の行いを調和させることで、未来を明るく変えることができるのです。
カルマという語は
なぜかこれまでの負債のような感じで
誤解されやすい言葉です。しかし
私たちはそれぞれの魂の成長とバランスをとるために
ここにいて、そのために修正を必要としているのだとも
捉えられます。
それは、私たちを罰するためにあるのではなく、
これまでの不均衡を正して、更なる成長と進化を
促すものです。
物事に対する今ここでの態度、受け止め方次第で
すべては変わります。より前向きな選択をすれば
明るい未来を創っていけるでしょう。
変えられないことを悩んだり、変えようとしても無駄です。カルマの結果を、世界からの贈りもの「プラサーダ」として受け止めてみましょう。
どんなことが起こっても、「過去の結果がまた自分に贈り届けられた!ありがとう」といって感謝の心で受け止めることがYogaの態度です。
快適な結果は楽しんで味わい、痛みをもたらす結果は、「ああ、またひとつ過去から学べた。またひとつ困難を自分は越えたのだ!」といって喜び、過去を認めた自分を褒めるようにします。
現段階ではそれは容易いことではないかもしれませんが、
だからこそ、私たちはこうしてここにいるのです。
発展途上であるから、ひとつひとつの結果を受け入れ
認めて、新たな行動をとっていくことで
変わっていくことができます。
今ここに未来も過去もあるのです。
それには、こだわりや執着を手放す必要があります。
こだわりがなければ、世界は柔軟であり、
大きく広がっていけるでしょう。
物事の結果に一喜一憂するのはやめて、
私たち自身に、それぞれの未来を変える能力とチャンスが
与えられていることに気づくようにとも、促してくれる
新春のメッセージでした。
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