今日は、
ビジョン心理学で知られる
チャック・スペザーノ博士の
セルフ・セラピーカードからです。
問題や課題とされる
ネガティブ・グループからの一枚に
その解決や癒しとなる
ポジティブ・グループの一枚を引きます。
まず左側、UNCONSCIOUS(無意識)郡からの一枚
22 VALUELESSNESS 無価値感
意味:自分には価値がないという気持で、罪悪感と関連している。補償行為として、この感情を感じないようにすることが多い。
『無価値感』は無意識の中心的な感情です。それは苦痛のあまり自分にはまったく何の価値もないと感じる気持です。『無価値感』は罪悪感と密接に関連しています。この感情が出てくる原因の多くは、子供時代の家族のトラウマ(精神的外傷)的な出来事にあるのです。
――
私達は普通この感情を感じたくないと思っています。その結果実用的でよく働く人になり、自分が単なるお飾りではなく、役に立つことを「証明」しようとします。ところが、こうやって自分の価値を「証明」しようとしても、自分ではほとんど何の見返りも受け取れません。
人は多かれ少なかれ
社会や対人関係にあって
自身で自分の存在意義を問う場面に
出くわすことがあります。
特に、他からの承認を基準にしていると
社会や他者の評価によって
自身の価値観は大いに揺らぎます。
周りからのサポートが必要な時期が長い
私たち人間には、幼少時の家族関係の影響が
その後の在り方に大きく影響すると
いえましょう。
ただ、これも霊的な観点からすれば
私たちの魂はそれぞれ必要な状況を設定選択して
きているといわれます。
成長後までむやみにその影響に支配され続ける
必要はないのです。
そもそも、すべて無駄で
無価値なものというのは存在しません。
このカードを引いた人は、現在の問題や状況は、『無価値感』が中心的な原因ではないかと見直してみましょう。
また、自分がこの感情を感じないですむためにしている「償い」をさがしてみましょう。
――ありとあらゆる誤解や問題の核心にあるのは、「自分は人とつながっていない」という分離感です。そこでふたたびつながれた時にはその問題もまた癒されるのです。
そしてなるほど、次の一枚は
HEALING(ヒーリング)郡から出ましたね。
31 JOINING つながり
意味:ふれあいを再び作ること。パートナーシップ。共に勝つ状態を達成する。ひとつの解決をみつけること。
人と人が『つながる』ことによって、ばらばらに離れている状態が癒されます。そしてどんな問題にも、その中核の原動力として、つながっていない分離状態があるのです。ふれあい、『つながり』があれば成功できます。
――『つながる』ことによって引きこもりから抜け出すこともできますし、そして成功していない状態や、罪悪感、無価値感、怖れ、痛みからも抜け出せます。そして、もう一度世界とふれあいをもつことができるのです。
再び人との『つながり』を取り戻すことは、愛の行為であり、あなたから手を差し伸べることです。
実際に物理的に孤立していない時でも
自らが精神面や心理的に引いていて
つながりを拒否していることも
あります。
とはいえ、一般的に私達の暮らしは
人や他との繋がりなしでは成り立ちません。
親密な関係ではなくとも
日々誰かに出会う機会はあるものです。
また、つながりというのは
自分自身はもちろん、スピリットや大いなる存在も含め
この自然や世界の中にあるものといえます。
ベストセラーとなったアドラー心理学の『嫌われる勇気』
にもありましたが、共同体という意識は
ごく身近な周りから、果てしない宇宙まで広がるものです。
常に私たちが一人ぽっちということはないことに
気づいているのは大事ですね。
他者がいるから自分というものがわかるのです。
つながりを回復すれば、無価値感という幻想も
癒やされていくでしょう。
このカードを受け取った人は、まず最初に人とつながっていない状態を終わらせましょう。そして今の状況の中でかかわりのある人達とつながる必要があります。あなたの恨みや隠れた罪悪感、非難やひそかな失敗感、怖れや痛みなど相手の存在と距離を広げるものにとらわれることより、相手の存在の方をもっと大切にしましょう。
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