今日は、
マザーグースで占うという
ダヤンのフォーチュンカードからです。
11 Self-Esteem 自尊心
ちいさなジャックホーナーくん Little Jack Horner
ちいさなジャックホーナーくん
すみっこにすわって
クリスマスパイを食べている
おやゆびでプラムをつまみだし
「ぼくってなんていいこだろ!」
Littel Jack Horner
Sat in the corner
Eating a Christmas pie;
He put in his thumb, and pulled out a plum,And said, "What a good boy am I !"
パイに指をつっこんでしまういたずらなホーナーくん。でも、「ぼくってなんていいこだろ!」と無邪気に言います。ここに表れているのは、素直に自分自身の良さを認める気持ち。大人になると、いろいろ自分の欠点ばかりを数えるようにもなりがちですが、この詩は自分の良さを素直に受け入れ、誇りに思う気持ちが大切だと伝えているようです。欠点も失敗も含めてあなたはかけがえのないあなたです。
私たちは、いろいろなことで悩みがちですが
自分で自分をそのまま受け止め、肯定する。
そこが原点だといわれます。
特にこれからの時代は
失敗だとか成功だとか頭で判断せず
体験することそのこと自体が大切です。
思考や論理でなく、とにかく自身の感じ方、
フィーリングと直感を尊重してみること。
このカードでは、近い将来、
あなたの良さや今までのがんばりが、
認められるかもしれないという暗示もあるとのことです。
でも、何より自分で自分を認めてあげること
これに尽きますね。
ダヤンのフォーチュンカードは
イギリスの童謡として知られる
マザーグースの歌をベースに
猫のダヤンのわちふぃーるどを舞台にした
池田あきこさんの愛らしいイラストを用い、
メッセージカードです。
韻を踏んだ歌の響きは呪文のようでもありますね。
ところで、このチャーミングなカードが
お好きな方なら、タロットでもあります。
また、伝承童謡文学としてのマザーグースについては
平野敬一さんの『マザー・グースの唄』の
新書がオススメです。
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