今日は、
インドのYogaの経典
バガヴァッドギーターカードからの
一枚です。
5 カルマヨーガ(行いのヨーガ)
思慮深い、丁寧な暮らし、生き方のYoga
どんな状況にも振り回されない人は、この世で「プンニャ(徳)」と「パーパ(不徳)」というカルマの結果を捨て去る。Yogaとは、己の行いにおいて思慮深くあること。
インドの抒情詩「バガヴァッド・ギーター」は
悠久の時を越えて私たちに
Yoga哲学の真髄と教えを伝えています。
自由で柔軟な在り方についての
さまざまな示唆を
得ることができるでしょう。
出来事をありのままに受けとめられること。物事を表面だけで判断せず、執着せず、状況に振り回されないための心のトレーニングをすることが生き方のYogaです。
私たちが何かの行いをすることは
その結果をともないます。
日頃のツイテル、ツイてないといった
出来事の背景にも「カルマの法」が働き
原因があるといいます。
自分や周りの人々や環境に調和した行いは、未来のラッキー「プンニャ(德)」という結果を生みます。逆に、調和に反する暴力的で、我儘な行いはツイテない出来事をもたらす「パーパ(不徳)」を生み出します。どんな人も、プンニャとパーパというカルマの結果を生き、生死を繰り返しているのです。
いわゆる輪廻転生を繰り返すサイクルを
断つための方法にYogaがあるともいわれます。
その理由は、“心と体の浄化”をもたらすことに
あります。
Yogaというと、その独特のポーズや哲学に
目が向くかもしれませんが、
実は、生を受けた誰もが
日々の生活を送る中で
取り組んでいるともいえるのです。
普段の生活の中で、行いに対する意識を変える事で、私たちはすべての行いをYogaにすることができます。それは、カルマをYogaにするので、「カルマヨーガ」と呼ばれます。
実はカルマヨーガは心を浄化する最も効果的な方法。やり方は行いに対する心構えを2つのポイントで変えることです。
ひとつは、自分の行いを世界に調和させるようにすること。
与えられた役目を、果たすこと。やるべきことをし、周りから望まれていることを怯まず実行することが、普段の行いを調和に貢献にするカルマに変える事ができます。自然の法則に従い、だれかの笑顔のために、相手の助けとなるために、全体の調和のためを考えてすることが、すべての行いを浄化のYogaにします。
2つ目のポイントはカルマの結果をありがたく受け止める事です。自分に定められた運命を抵抗せずに、責任をもって引き受ける素直で謙虚な姿勢が心の浄化のYogaとなります。行いと結果を繋ぐ自然界の法―カルマの法則の存在を知っておくことが知性を磨きます。
2つのポイントにおいて行いの態度を変えるカルマヨーガを始めましょう。あなたがこのカードを今手にし、カルマヨーガの教えに出会ったのも偶然ではありません。今が生き方すべてをYogaにする肝心な時だと、世界があなたを自由の道へ導いているのです。
大事なのは、どんな仕事をしているか?ではありません。どんな思いで仕事に向き合い、どんな態度でしているか?ということです。
日本でも
禅では、食事の支度や雑事をこなすこと自体が
大切な修行の場となっていますね。
私たちは何か特別なことをしなくても
たいていは、それぞれが必要な場にいて、
必要な課題に向き合っているともいえますから
安心して(笑)
今ここでの在り方、意識の持ち方、態度などを
思慮深く、丁寧に扱っていくことが
何より大切になるのでしょう。
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